身近なたとえ
社会人向けの説明へクラスで使う連絡アプリを作ること。欲しい機能だけでなく、誰が使うか、間違えにくさ、個人情報、壊れた時、改善方法まで考える。
会社でも同じ
事業要求、プロダクト設計、開発、テスト、リリース、運用、セキュリティ、ベンダー管理を扱う。IT投資の事業優先順位は事業経営・事業計画と連携する。
覚える合言葉
「目的 → 事実 → 選択肢 → 数字 → 判断 → 行動」
学習用の教材です。重要な判断では一次資料や専門家を確認してください。
事業課題を、使われ続ける安全なデジタル能力へ変える
高校生版システム開発で最低限知ることを、具体例から読みます。
クラスで使う連絡アプリを作ること。欲しい機能だけでなく、誰が使うか、間違えにくさ、個人情報、壊れた時、改善方法まで考える。
事業要求、プロダクト設計、開発、テスト、リリース、運用、セキュリティ、ベンダー管理を扱う。IT投資の事業優先順位は事業経営・事業計画と連携する。
「目的 → 事実 → 選択肢 → 数字 → 判断 → 行動」
前のステップに戻るのは失敗ではありません。新しい事実で考えを直すことが、良い仕事です。
要求は、誰が何を実現したいかです。機能要件は動作、非機能要件は速さ・安全・止まりにくさなどの品質条件。受入条件は「できた」と判断する基準です。
アーキテクチャはシステム全体の構造です。データの出所、保持先、誰が触れるかを決め、費用・保守・安全のバランスを比較します。
Backlogは作る候補の優先順リストです。Sprintは短い区切りで作り確認する進め方の一つ。すべての案件で同じ手法が必須という意味ではありません。
重要な操作、入力ミス、権限違い、障害を確認します。部品だけでなく一連の利用ができるかを調べ、試験件数だけで品質を判定しません。
CI/CDは変更を継続して検査・配布する仕組みです。自動検査があっても公開権限と判断は別。秘密情報・権限・脆弱性を扱い、失敗時に戻す方法を確認します。
公開後も利用・障害・費用を見ます。SLO(サービス品質の目標)を置く場合は測り方と期間を決めます。すべての小さなサイトで同じ運用体制を必要とするわけではありません。
仮想の受注入力例です。1日20件、1件5分だった仕事を、同じ作業範囲で3分にする目標とします。1日40分、20営業日なら月800分(13時間20分)の短縮です。実測結果ではありません。
他人の注文を操作できないこと、入力ミスを修正できること、保存できなければ完了表示をしないことも受入条件にします。導入費用・再確認の手間を含めて効果を実測し、短縮時間だけを金額の利益と扱いません。
| 用語 | やさしい意味 |
|---|---|
| 要求定義 | 何をなぜ作るか決めること |
| 非機能要件 | 速さ・安全・止まりにくさなど機能以外の条件 |
| アーキテクチャ | システム全体の構造 |
| Backlog | 作る候補の優先順リスト |
| MVP | 価値を試せる最小製品 |
| CI/CD | 変更を自動で検査・配布する仕組み |
| SLO | サービス品質の目標 |
| 技術負債 | 将来の変更を難しくする作りのツケ |
詳しく知りたいときは右上から社会人版へ進めます。