身近なたとえ
社会人向けの説明へ学園祭の店を人気店にすること。誰に来てほしいか、何がうれしいか、値段、場所、知らせ方、また来たくなる体験をまとめて考える。
会社でも同じ
市場選択、顧客理解、価値提案、ブランド、価格、チャネル、営業連携、継続利用を統合する。会社全体のPL統括は事業経営、事業着想は事業構想が担当する。
覚える合言葉
「目的 → 事実 → 選択肢 → 数字 → 判断 → 行動」
学習用の教材です。重要な判断では一次資料や専門家を確認してください。
顧客理解を、選ばれる価値・成長・利益へ変える
高校生版マーケティングで最低限知ることを、具体例から読みます。
学園祭の店を人気店にすること。誰に来てほしいか、何がうれしいか、値段、場所、知らせ方、また来たくなる体験をまとめて考える。
市場選択、顧客理解、価値提案、ブランド、価格、チャネル、営業連携、継続利用を統合する。会社全体のPL統括は事業経営、事業着想は事業構想が担当する。
「目的 → 事実 → 選択肢 → 数字 → 判断 → 行動」
前のステップに戻るのは失敗ではありません。新しい事実で考えを直すことが、良い仕事です。
顧客が何に困り、どう選び、どう使うかを調べます。公開資料や行動の記録と仮説を分け、発言の平均だけで需要を断定しません。
STPは市場を分ける、狙う相手を選ぶ、選ばれる立ち位置を決める考え方です。年齢だけでなく課題・利用場面・届きやすさも見ます。
価値提案は顧客にどんな良さを約束するかです。ブランドは顧客に蓄積する意味や信頼で、ロゴを変えるだけで良くなるとは限りません。
4Pは商品、価格、販売場所・経路、知らせ方です。WTP(顧客が払ってもよいと思う額)は仮説で、実際の選択と採算を確認します。
知る、比較する、買う、使うまでをつなぎます。問い合わせ件数だけでなく、必要な顧客に価値が届いたかを見ます。
CRM(顧客との関係を継続して管理する取組)で利用と継続を見ます。CAC(顧客獲得費用)とLTV(顧客が継続してもたらす価値)は定義・対象期間・費用の範囲を揃えて比較します。
架空の広告例です。単位は円。広告に10,000を使い、初めて買った人が10人なら、1人あたりの広告費は10,000 ÷ 10 = 1,000です。この例では広告費だけを数え、これをCAC(顧客獲得費用)の簡略計算とします。
1人の初回購入で、売上から商品の原価などを引いた粗利益が600なら、10人分で6,000。ここから広告費10,000を引くと、初回の差引きは−4,000です。ほかの費用は省きます。
人数には問い合わせだけの人を入れず、実際に初めて買った人を使います。10人を20人に変えた計算例であり、広告の効果を証明したものではありません。次回以降の購入や支援費用も入れていないため、この初回の差引きをLTV(顧客生涯価値)とは呼びません。
| 用語 | やさしい意味 |
|---|---|
| STP | 市場を分け、狙う相手と立ち位置を決める方法 |
| 価値提案 | 顧客にどんな良さを約束するか |
| 4P | 商品・価格・販売場所・知らせ方 |
| ブランド | 人の頭に蓄積した意味と信頼 |
| WTP | 顧客が払ってよいと思う金額 |
| CAC | 顧客一人を得る費用 |
| LTV | 顧客が長期でもたらす価値 |
| Retention | 使い続けてもらう割合 |
詳しく知りたいときは右上から社会人版へ進めます。